2014年花粉症と最新治療
- 2014.02.04
- サナシオからのお知らせ
とうとう花粉症の季節がやってきました。
今年は飛散量が多かった去年に比べると比較的少ない量ですがPM2.5との相乗もありますのでやはり注意が必要です。
そこで今回は花粉に関する情報として飛散状況と最新治療についてお知らせ致します。ご参考になれば幸いです
【2014年スギ花粉飛散開始予測】
スギ花粉の飛散開始について日本気象協会より発表されました。飛散開始はほぼ例年通りで西日本は2月上旬頃からの予想となっています。花粉症のお薬を飲まれている方はそろそろ準備された方が良いかもしれません。
【飛散量について】
今年の飛散量については例年に比べると東海と東北以外は例年並みがやや多い傾向です。
【花粉症の治療】
花粉症が国民病と呼ばれるようになってから治療も大分進んできました。
昔はアレルギーのお薬というとどうしても眠くなってしまうので服用に抵抗がありましたが最近は眠くならないアレルギーが主流でしかも市販薬としても販売されるようになりました。
また、最新の話題では花粉症の根本治療として期待されている減感作療法に進歩がみられました。
従来は注射を使った皮下免疫療法だけでしたが今年国内で初めて舌下に投与する減感作療法薬『シダトレン』が承認されました。従来から施行されてきた皮下注射による減感作療法と比べ、自宅での服薬が可能であり、注射による痛みもなく治療ができることなどが特徴です。
但し保険では認められておらず、処方できる医師も限られているようです。
もっと安価で手軽な治療法が確立されることに期待します
【その他】
花粉症の予防・治療に関する情報は25年1月にアップしました『花粉症~予防と治療について~』http://www.sanatio.co.jp/main/?p=1973 をご参考にして下さい。
【 参考サイト】
鳥居製薬アレルゲン免疫療法ナビ http://www.torii-alg.jp/
日本気象協会 http://www.jwa.or.jp/