パワーハラスメントについて
- 2013.03.25
- サナシオからのお知らせ
今パワーハラスメントは大きな社会問題になりこの問題に悩む職場も増えているようです。
厚生労働省は、2012年(平成24年)1月にパワーハラスメントの定義を以下のように発表しました。
(http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r98520000021hkd.html より)
“ 職場のパワーハラスメントとは、同じ職場で働く者に対して、職務上の地位や人間関係などの職場内の優位性(※1)を背景に、業務の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与える又は職場環境を悪化させる行為をいう。”
※1 上司から部下に行われるものだけでなく、先輩・後輩間や同僚間、さらには部下から上司に対して様々な優位性を背景に行われるものも含まれる。
職場のパワーハラスメントは組織の活力に影響を及ぼすだけでなく、働く人のだれもが当事者になりうる問題なのです。
企業ごとの文化も異なり指導か否かの線引きは難しいかもしれませんが、人の尊厳が守られたより良い職場環境・活力向上を目指しましょう。
≪パワーハラスメントを理解する3つの概念≫
1.概念と類型
2.対策の必要性
→ 社会問題として顕在化するパワハラ
→ 当事者だけでなく職場全体にも影響
→ 対策に取り組むことで得られるもの
3.予防と解決
パワーハラスメントにあたる行為の類型(典型的な6パターン)
→厚生労働省『職場のいじめ・嫌がらせ問題に関する円卓会議』が提言
≪職場のワーハラスメントの予防と解決の為に大切なこと≫
◎ 職場のパワーハラスメントはあってはならないもの、なくすべきものという概念・方針を明確にし、1人1人が意識を持つ
◎ 各々が自分も相手も等しく・不当に傷つけられてはいけない尊厳や人格を持った存在であることを認識したうえで、価値観・立場・能力などといった違いを認め相互に理解・協力しあうようコミュニケーションをとる
◎ 職場のパワーハラスメントを見過ごさずにむきあう(相談の窓口を企業内・外に設置し対応責任者を決め外部専門家と連携をとる等)
パワハラに関する詳細は厚生労働省の「あかるい職場応援団」をご参照下さい
あかるい職場応援団 http://www.no-pawahara.mhlw.go.jp/
産業医に関するご相談。産業医をお探しなら Sanatio (サナシオ)へ KOBE:078-392-3855 TOKYO:03-5843-8943