2023-2024シーズン インフルエンザワクチン株について
- 2023.08.03
- サナシオからのお知らせ
毎日の猛暑に続き、8月の上旬は10年に1度クラスの暑さになる可能性も言われていますが
2023-2024シーズンのインフルエンザワクチン製造株が発表されましたのでご案内致します。
■ 2023-2024インフルエンザワクチン製造株
A型;2株・B型;2株で構成された4価のインフルエンザHAワクチンとなっています。
(4株のうち、A型株の1型が昨シーズン(2022-2023)から変更になりました。)
【 A型株 】
A/ビクトリア/4897/2022(IVR-238)(H1N1)
A/ダーウィン/9/2021(SAN-010)(H3N2)【 B型株 】
B/プーケット/3073/2013(山形系統)
B/オーストリア/1359417/2021(BVR-26)(ビクトリア系統)
今年は、地域によってインフルエンザ様の感染症による児童・生徒の集団感染による学級閉鎖や休校も発生しており、季節外れのインフルエンザが流行している状況です。
この季節外れに流行した原因の1つとして考えられるのが、【 免疫力の低下 】です。
新型コロナウイルス感染症の5類感染症への移行に伴い、2020年から実施されていた
飛沫感染を想定した大規模な感染予防対策が緩和されています。
インフルエンザに対する免疫力が低い状態の方が多い一方で、ウイルスへの感染機会は増加していることが、季節外れのインフルエンザの流行につながった要因の1つと考えられます。
免疫力が低下している状態では、インフルエンザに感染しやすくなるだけでなく、
重症化リスクも高まる恐れがあります。
基本的な感染予防を行いながら、自身の免疫力を高めるための対策:ワクチン接種 を
行うことも重要となってきます。
生産や流通にトラブルが生じなければ例年通り10月よりワクチン接種を開始致します。
料金や接種予約方法などは後日案内致します。
サナシオクリニック 神戸市中央区三宮町1丁目4-4