わかりやすい有機溶剤等健康診断結果報告書の書き方
- 2019.03.26
- サナシオからのお知らせ
今回は産業医先より問い合わせが多い『有機溶剤等健康診断結果報告書』の書き方についてご説明致します。
①健診年月日現在の常時使用する労働者数を記入
②日本標準産業分類の中分類を記入
③報告対象とした健康診断の実施年を記入。
( 月~日分)には順次健康診断を実施して、一定期間まとめて報告する場合の期間を記入。
(報告 回目)には、当該年において、本報告書が何回目の提出かを記入。
④報告日に最も近い健診年月日を記入
⑤本報告書における受診労働者数を記入
⑥有機溶剤業務に常時従事する労働者数を記入。
なお従事労働者数は受診労働者数と同数か多い数になる[従事労働者数 ≧ 受診労働者数]
⑦本報告書裏面に記載してある別表1の該当コード番号を全て記入し、( )内には具体的内容を
記入。当該コードが4以上ある場合は複数枚作成し記入
⑧「実施者数」の欄にはその項目を受診した者の人数を「有所見者数」の欄には何らかの所見が
認められた者の人数を記入
なお、「他覚所見」「腎機能検査(尿中蛋白の有無)」は記入必須項目であり、その他の項目に
ついては❝医師が必要と判断した場合❞、❝使用する有機溶剤の種類により実施義務がある場合❞がある
⑨「作業条件調査人数」とは医師が必要と判断した場合に実施し、その人数を記入。
「所見のあった者の人数」とは他覚所見以外の各健診項目のいずれかが有所見であった者の人数
「医師の指示人数」とは要医療・要精密検査等、医師による指示があった人数を記入。
※ 所見のあった者の人数 ≧ 医師の指示人数
⑩「有機溶剤コード」「検査内容コード」は別表2の該当コードを記入。
⑪検査結果について別表2の分布表に従い「分布1~分布3」までのそれぞれ該当する人数を記入。
⑫産業医を選任している(在籍労働者数50人以上)事業所は所属医療機関名、産業医の記名・押印、又は産業医署名を記入
⑬事業者職氏名代表者印の押印と代表者職氏名を記入
有機溶剤等健康診断結果報告書は厚生労働省のサイトよりダウンロードできます。
下記サイトご確認下さい コチラ
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