睡眠時無呼吸について
睡眠時無呼吸症候群簡易検査(パルスオキシメーターによる検査)
いびきをかく人の多くに睡眠時無呼吸がみられると云われています。この症状が強くなると体の各機能に影響を及ぼし、高血圧、心不全、虚血性疾患脳血管障害等を招きます。
さらに無呼吸による覚醒の反復が、昼間の異常な眠気や知的活動障害を招き、交通事故、合併症発生による医療費の増加、失職や離婚等の社会的・経済的面への影響を与えてしまいます。
睡眠時の酸素飽和度(SPO2)と心拍数の連続モニターにより、無呼吸の数が推測できます。
そのデータ解析から、睡眠時無呼吸症候群をチェックすることができます。
※保険適応外の検査となります。
料金(税抜) | 3,900円 | (宅配の場合は別途往復送料として2,000円追加) |
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睡眠時無呼吸症候群の治療
1.減量・禁煙・禁酒などの生活改善
減量
肥満している方は食事療法や運動を行い、減量に励みましょう。
禁酒・節酒
お酒は上気道の筋力を弱める作用があり無呼吸を悪化させるため、寝る前の飲酒は避けましょう。
禁煙
タバコは上気道炎症を起こしたり上気道の筋力を低下させ悪化させるとの報告があります。
睡眠薬
睡眠薬の種類によって無呼吸を悪化させるものがあります。
主治医に相談しましょう。
2.マウスピース療法
主にいびき症の方や軽度の無呼吸症の方に有効な治療が、マウスピース療法です。
3.CPAP療法
睡眠時無呼吸症候群の治療のなかで、最も有効性が高く、安全かつ確実な方法が CPAP療法 です。
4.外科手術
無呼吸の責任部位が明確な場合に適応される治療法です。