予防接種狂犬病ワクチン

2018.02.27
サナシオクリニックからのお知らせ

【狂犬病とは】

狂犬病は狂犬病ウイルスによって引き起こされるウイルス性疾患で、狂犬病ウイルスに感染している
ほぼすべての哺乳動物から感染する危険性があります。
狂犬病ウイルスに感染している動物に咬まれたり・傷口、目や口の粘膜をなめられたりすることで神経系の細胞に感染します。
（動物は前足をなめるので、ウイルスの付いたツメで引っかかれても感染を考えなくてはなりません。）
通常、人から人に感染することはありません。（発症した患者の唾液中には狂犬病ウイルスが含まれているため傷口や粘膜からは感染の可能性はあり注意が必要です。）

狂犬病を発症した場合には、有効な治療法がなく、極めて希な例外を除いて死に至ります。
一部の地域を除き世界中で発生している為、特に発生の多い地域に渡航される場合は野生の動物に不意に近づかない等の注意が必要です。
（狂犬病発生状況については、厚生労働省が発表しています世界の発生状況（←クリック）をご参照下さい。）
渡航地で動物と接する機会が多い場合には、狂犬病ワクチンの予防接種（暴露前接種）をお勧めいたします。

サナシオクリニックでは狂犬病ワクチン（日本製）のお取り扱いを始めました。
現在、全国的に狂犬病ワクチンの供給状態が安定していない為、ワクチン接種を御希望の方は
必ず事前にご連絡の程宜しくお願い申しあげます。

その他、予防接種についての詳細はこちら（←クリック）をご参照下さい。