風疹
- 2014.12.09
風疹は風疹ウイルスによって起こる病気(熱性発疹性感染症)で日本を含めて世界中にある病気です。
感染原因
風疹ウイルスの空気感染(飛沫感染)によって起こる病気です。
発疹のでる2~3日前から発疹が出た後の5日間くらいまでは、感染力があると言われてますが麻疹や水痘にくらべるとやや弱いといえます。
症状
好発年齢は、集団生活に入る1~9歳頃。流行期には春先から初夏にかけて多くの患者発症がみられます。
潜伏期間は約2~3週間で主な症状として発熱・発疹・リンパ節腫脹などの症状が認められます。一般的には比較的症状がかるくすむことが多く、3~4日で治ることから「3日はしか」ともよばれています。
一度感染し治癒すると、大部分の人は終生免疫を獲得します。
妊娠早期の女性が感染すると、胎児に先天性風疹症候群(先天性心疾患・難聴・白内症など)が起こる危険性が高いです。
接種方法
ワクチンの種類 | 生ワクチン |
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接種方法 (定期接種) |
1期…生後12ヶ月~24ヶ月(なるべく早期) |
2期…小学校就学前の1年間(5歳以上7歳未満) | |
(任意予防接種) | 1回接種
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抗体持続期間 | 約10年 成人の方は追加接種しましょう |