2015-2016 インフルエンザワクチン製造株について
- 2015.08.11
- サナシオクリニックからのお知らせ
夏真っ盛りの時期ですが2015-2016年のインフルエンザ株が決定致しましたのでご案内致します。
例年まではA株2株、B株1株の3価のインフルエンザワクチンでしたが今年からはA株2株、B株2株の4価のインフルエンザワクチンとなりました。
■今年度より変更になった理由としましては下記の通りとなります。
これまでのワクチン製造株はA/H1N1pdm09、A/H3N2、B型の3種類(3価)が含まれ、このB型株については山形系統と ビクトリア系統のどちらか一方のワクチン株を選定していた。
しかしながら近年、インフルエンザの流行はA/H1N1pdm09及びA/H3N2に加えてB型である山形系統とビクトリア系統の混合流行が続いており、WHOも2013年シーズン(南半球向け)から4価ワクチン向けにB型2系統からそれぞれワクチン株を推奨している。また、米国においては2013/14シーズンから4価ワクチンが製造承認され世界の動向は4価ワクチンへ移行してきている。これらのことから、日本においても4価ワクチン導入へとなる。
色々書いていますが簡単に言いますと3種類から4種類に増やすことで有効率を上げる。更にこれはWHOも推奨しており、世界的にも主流となっているということです。
※ワクチンの種類が3種から4種に増えたことでワクチンそのものの料金が値上がると聞いています(現段階では料金は未定)。そのため接種代金も値上げさせて頂きたいと考えています。ワクチン料金が決まりましたら改めて接種料金をご案内させて頂いきます。